ウエストゴムが締まりすぎる場合や、ウエスト部分にゴム調整のオプションがない場合、どうすればいいのでしょうか？
いつも着ているパジャマやスエット、スカートのウエストゴムの対処法について知りたいですか？
この疑問に答えます！
ゴム交換や縫い直しをせずにウエストを緩めるための方法を詳しく説明し、アイロンを使った実践体験もお伝えします。
ウエストゴムの過度な締まり
「ウエストゴムがきつすぎる！」
レギンス、ジャージ、スエット、パジャマなどのウエストがあまりにも締まりすぎて、調整のためのゴム穴が存在しないことがありますね。
ウエストゴムが過度に締まったまま使用すると、不快だけでなく、血行不良の原因にもなります。
無理に締まったまま使用すると、腰部の血流が悪化し、体調にも悪影響を及ぼす可能性があり、寝巻きやパジャマの場合、快適な睡眠を妨げることもあります。
通常、ゴムは生地に縫い付けられているため、全てを解いて縫い直すには手間と時間がかかります。さらに、裁縫が得意でない場合は難しい作業となるでしょう。
以前、レギンスのウエストゴムが過度に締まっていたため、修理を専門店で頼んだことがありました。その際、脇の縫い目をカットし、ゴムと生地を専用のステッチで修理してもらい、２０００円以上かかりました。
しかし、普段着にそこまでの費用をかけるのは難しいですよね。
先日、通販で購入した100％綿のズボンのウエストが非常に締まっており、どうしようかと困りました。
以前、スエットのウエストゴムが締まりすぎていた際には、ゴムの幅に沿ってミシンでステッチを追加して伸ばす方法を試したことがあります。
この方法でゴムを伸ばすことはできましたが、効果はわずかでした。
今回のズボンは、それでは解決できないほどきつかったのです。
濡れた状態で伸ばす方法や、乾燥機に入れる方法を試しましたが、効果がありませんでした。さらに、色が褪せてしまう結果にもなりました。
検索すると、椅子の背もたれにズボンをかける方法が効果的だという情報もありましたが、試してみても効果は感じられませんでした。
ゴムを伸ばすことが解決策であるか試すために、ゴムを伸ばしたままズボンを1週間ほど吊るしてみましたが、変化はまったくありませんでした。
これまで試してみたウエストゴムの緩め方を以下にまとめてみました。
・プロに修理を依頼する
・ゴムにミシンでステッチを追加する
・濡れた状態でゴムを伸ばす
・乾燥機に入れてゴムを伸ばす
・椅子の背もたれやハンガーを使ってゴムを伸ばす
これらの方法の中で、特におすすめできるものはありませんでした。
しかし、目からウロコの画期的な方法がありました！
ウエストゴムの簡単な調整方法
これはまさに発見です。ウエストゴムを簡単に伸ばす画期的な方法です！
非常に簡単で、そして時間短縮も可能で、ズボンのウエストの悩みを解決しました。
その方法は、アイロンの熱を利用するものです。
アイロンの熱によって、ゴムが伸びる仕組みは非常にシンプルです。これまで熱を活用するアイデアは思いつかなかったのです。
ウエストゴムを伸ばしたい部分の生地がアイロンに耐えるものであれば、これで問題が解決します。
ウエストゴムを伸ばすために必要なものはスチームアイロンとアイロン台です。
アイロンを使ったウエストゴムの伸ばし方
アイロンを使ったウエストゴムの伸ばし方は非常に簡単です！
スチームアイロンとアイロン台、または滑らないハンガーがあればすぐにできます。
ここでは、滑らないハンガーを使った方法をご紹介します。私は熱に耐えられるように、古いハンガーを使用しました。
ちなみに、滑らないハンガーは同じ種類でも、伸ばしたいズボンによって強度が異なり、曲がることがあるものもありました。曲がる場合は、ハンガーを2つ重ねて補強すると良いでしょう。
■ スチームアイロンの使い方
まず、伸ばしたいウエストゴムを滑らないハンガーにかけます（※アイロン台を使用する場合は、アイロン台にかけます）。
この際、生地を傷つけないように、ズボンを裏返して、裏側の生地にスチームアイロンを当てました。
アイロンを当てる際に大事なのは、ゴムをしっかり伸ばすことです。
滑らないハンガーは、私のアイロン台よりも幅が広かったので、ウエストのゴムをピンと張らせることができました。
まとめとして
ウエストゴムがきつい場合にとる方法として、
プロに頼む方法、濡れた状態で伸ばす方法、乾燥機を使用して伸ばす方法、椅子の背もたれやハンガーを利用して伸ばす方法などがあります。
でも、一番のおすすめは、「アイロンの熱を利用して伸ばす」方法です。
アイロンOKの生地であれば、アイロンを使うだけでウエストが簡単に伸びます。
ゴムがきついだけでなく、ヘアバンド、水泳キャップ、ブラジャーなど、ゴムで伸縮するものにもこの方法を応用できます。
アイロンは平置きで数分間同じ場所に当てるだけなので、過度に伸ばしすぎないように気をつけましょう。
