サクサクが蘇る!自宅でできるフライドポテトの再生術

ファストフードレストランで定番のサイドディッシュといえば「フライドポテト」ですね。店舗で注文した直後のフライドポテトは、そのカリッとした外側と中のホクホクとした食感で、口いっぱいに幸せを運んでくれます。
しかし、テイクアウトして家に持ち帰ると、時間が経過するにつれてその魔法が解け、ポテトはしなびてしまうことがよくあります。

そこで、今回は家庭でできる簡単な方法を使って、時間が経過したフライドポテトを、またできたてのようなおいしさに戻すことができるか試してみました。
この記事では、いくつかの異なる方法を実験し、どれが最も効果的で美味しい結果をもたらすかを探っていきます。
フライドポテトを再び美味しくするためのヒントが満載ですので、最後までお見逃しなく!

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本当に美味しくなるのか?実験スタート!

今回は3つの方法を試します。温め直したポテトの味や手間を各々比較してみましょう。

油を使わずフライパンで炒める

最初に用意するのはただのフライパン。ポテトの残油を活用します。
ポテトをフライパンに並べ、中火で約2分炒めます。表面が固くなったら完了。やけどには注意しましょう。

2分では短いですが、元々しおれていたポテトがつやつやに。食感は新鮮なポテトとは異なりますが、わずかなサクサク感と中のモチモチ感があり、ポテトの風味も楽しめます。

油を使ってフライパンで炒める

前回は油抜きでしたが、今度はフライパンにバターを加えて試してみます。
適量のバターを中火で熱したフライパンに入れ、ポテトを炒めます。「油なし」と同様、2分程度で表面が固くなれば完成。

この方法では、「油なし」よりも表面のカリカリ感が際立ちます。じゃがいもとバターの風味がマッチし、より深い味わいが楽しめます。中はあまりモチモチしていないので、カリカリ好きにはおすすめです。

オーブントースターを活用


最終手段として、オーブントースターを使う方法です。
しわしわにしたアルミホイルをトースターの網に敷き、そこにポテトを配置。ポテト全体に霧吹きで水を吹きかけ、4~5分焼きます。

オーブントースターを使うと、フライパンと異なり熱が均一に伝わらず、端が焦げることがあります。表面は以前の柔らかさと比較して硬めですが、水分が飛びやすく、少し乾燥した食感になります。しかし、洗い物が不要なので、手軽さを求める場合には便利です。

※ご使用のトースターによって加熱度が異なるため、焼き加減は様子を見て調整が必要です。ここでは1000W、220℃で焼いています。トースターの内部が狭いため、食材からの油の飛び散りや発煙、火災のリスクがあります。加熱中は監視が必要です。

※アルミホイルが熱源に触れると溶ける可能性があるため、熱源から離して使用してください。

自分好みの食感を探してみよう!

この実験で、異なる加熱方法によってポテトの表面や中の食感に違いがあることが明らかになりました。ホクホク感やサクサク感など、好みに合わせて試してみてください。

家庭で作るフライドポテトのレシピをご紹介!

ここでは、家庭で簡単に作れるフライドポテトのレシピを紹介します。自宅で手作りすると、テイクアウトのポテトとは一味違った美味しさが楽しめますよ。

カリカリのホームメイドフライドポテト

<材料 :2人分>
じゃがいも:3個 (約450g)
薄力粉:大さじ2
サラダ油:適宜
塩:小さじ1
ケチャップ:適宜

<作り方>
じゃがいもの下準備
じゃがいもを皮を剥き、5ミリメートル幅の棒状に切ります。10分ほど水に浸してから、水分をしっかり拭き取ります。

●コツ
じゃがいもの切り方はお好みで変えられます。太く切るとホクホク感が、細く切るとカリッとした食感が楽しめます。水に浸すことで、じゃがいものデンプンが抜け、仕上がりがカリッとします。

●薄力粉をまぶす
プラスチック袋に切ったじゃがいもと薄力粉を入れ、袋に空気を含ませて軽く振り、じゃがいもに均等に粉をまぶします。

●揚げる
フライパンにサラダ油を注ぎ、170度に熱します。粉をまぶしたじゃがいもを入れ、薄金色になるまで揚げ、油をきちんと切って取り出します。

●コツ
じゃがいもは余熱で調理が進むので、少し薄めの色に仕上げるのがポイントです。

●味付け
ボウルに揚げたじゃがいもを入れ、塩を振りかけてよく混ぜます。

●盛り付け
完成したフライドポテトを皿に盛り付け、ケチャップを添えて提供します。

まとめ

この記事では、ファストフード店のフライドポテトを、家庭で再び美味しくする方法を探求しました。フライパン(油なし・油あり)とオーブントースターを使用した三つの異なる加熱方法を試し、それぞれの効果を比較しました。

油を使わずフライパンで炒める:フライパンだけを使って、既存の油分でポテトを軽く炒める。この方法は手軽で、ポテトに少しのサクサク感を復活させますが、完全な新鮮さは戻りません。

油を使ってフライパンで炒める:バターを加えたフライパンでの炒め方。これにより、より強いカリカリ感と深い味わいをポテトに与えることができました。

オーブントースターで焼く:アルミホイルの上でポテトを軽く湿らせて焼きます。この方法では、表面の硬さは得られますが、食感はやや乾燥してしまう可能性があります。

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