カロリーが低いのにビタミンが豊富でダイエットに向いていたり、千切りキャベツは揚げ物のお供、サラダや炒め物、スープや味噌汁など汁物にも使えて、とても便利な食材ですね。
我が家でも冷蔵庫に入ったままになった使いかけのキャベツを、「まだ食べられるかな・・・?」とおそるおそる確認することもしばしばです。
賞味期限を見た目での判断するには?
- 汁やぬめりが出て、ブヨブヨしている
- 葉全体の色が茶色や黒っぽい色に変色している
- 腐ったニオイや酸っぱいにおいがする
キャベツの新鮮さが賞味期限を左右する
キャベツの新鮮さを見分けるポイントをいくつか共有しますね。
- 葉っぱが綺麗な緑色している
外側の葉っぱが変色していないことが重要です。黄色くなっている場合は古いキャベツです - 切り口が白くて綺麗
カットしてあるキャベツの場合、切り口が白くてきれいな状態が新鮮です。 - 芯が短い
半分にカットしたキャベツの芯を見て、短い方が新鮮です。長い芯は成長しすぎている可能性があります。 - 芯の切り口 (お尻)が太すぎない
カットしてないまるごとのキャベツの場合、芯の切り口が500円玉程度の太さが理想です。 - 丸い形をしている
カットしてないまるごとのキャベツは丸い形をしていることが新鮮さの指標です。 - 葉と葉の間がギュッと詰まっている
半分にカットしたキャベツの葉と葉の間が密着しているキャベツは新鮮です。 - 重みがある
同じ大きさのキャベツを比べて、重みがある方が新鮮です
これらのポイントを参考にして、新鮮で美味しいキャベツを選んでください。
賞味期限を少しでも長くするための保存方法
新鮮なキャベツを選んだら、できるだけ早めに使い切りたいですよね。でも、丸ごとのキャベツだと一人暮らしなどの場合、手に余ることがあります。
そんなときは、保存方法に気を付けて、なるべく無駄にならないように努めましょう。以下の保存方法を参考にしてください。
常温の場合
冷蔵庫の場合
冷蔵庫に入れた場合の賞味期限は、丸ごとなら約2週間程度、カットしたキャベツは2~3日が限度です。スペースがあれば、野菜室よりも温度が低い冷蔵庫の別の場所に入れたほうが長持ちします。
また、キャベツを軽く濡らした新聞紙で包んでビニール袋に入れると、乾燥を防ぐことができます。
冷凍庫の場合
キャベツは冷凍保存ができる野菜です。適切な方法を実践すれば、炒め物やスープの具材として利用できます。以下に冷凍保存の方法と注意点をご紹介します。
- カットする
キャベツを洗ってから、お好みの大きさにカットします。炒め物用のざく切りや、煮込み料理用のくし切りなど、使い道を考えてカットしましょう。 - 水気を拭く
キッチンペーパーでキャベツの水気をしっかり拭き取ります。 - 冷凍用ジッパー袋に入れる
冷凍用ジッパー袋に入れて、キャベツを平らにしてから中の空気を抜いて封をします。
注意点としては
・生のまま冷凍すること。
・水気をしっかり拭き取ること。
・細かく切らずに大きめにカットすること。
保存期間は約3週間で、調理する際は解凍せずに凍ったまま加熱調理しましょう。冷凍キャベツをうまく活用してくださいね。
さいごに
野菜は季節や気候によって価格がかなり変動することがあります。
キャベツ一つでも、冷蔵、冷凍などの保存方法を駆使して、できるだけ美味しい状態のうちに食べ切ってしまうのがベスト。
と言っても、なかなか一人暮らしや小家族の場合、無駄にせず使い切るのは難しいところでもあります。個人的には、休日など時間のある時に、キャベツを使ったレシピの料理を、あとは温めれば食べられる状態まで調理済みにして冷凍する、というのはいかがかと思うのですが。。
キャベツなど野菜類の賞味期限は、やはり買うときの新鮮度が勝負だと思うので、状態を見極める目を普段から養っておくことも大事なことだと実感しています。